がんばります福島県農業!二本松農園ブログ

全国の皆様の応援をいただきながら風評被害と戦っています。~「助けたい」が経済を支えようとしています。~

安心と安全は違う。

昨日から、特に福島県の農産物をめぐり議論になっているようです。
私は、「安全」と「安心」は違うと思います。特に震災後6年を迎えた福島県では。
安全は、その作物の物理的安全性を意味しています。
放射能・農薬・化学肥料・・・・
これは、特に福島県の場合クリアされてきています。
でも、福島県産の農産物は相変わらず敬遠されている部分がある。いわゆる風評被害。
これは「安心」の領域にまだ達していないからです。
いちどついてしまった福島県農産物に対する「マイナスイメージ」。
「福島県の農産物は放射能が出ないとは、分かっているが・・・なんとなく・・・」
私はこれを「なんとなく症候群」とも呼んでいます。
なんとなく症候群がやっかいなのは、特効薬がない、というところです。
ここに、現在の風評被害対策の難しさ、があります。
治療は・・・・「顔の見える関係には風評被害はなし」
農家と消費者との顔の見える関係を、地道につくっていくこと、
システム的につくっていくこと・・だと思います。

2016年3月9日
NPO法人がんばろう福島、農業者等の会
農業生産法人㈱二本松農園
代表 齊藤登






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  1. 2017/03/09(木) 15:43:17|
  2. 震災
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風評被害と福島第一原発の状況

福島民報新聞に分かりやすい記事が載っていましたのでご紹介します。

◆福島県産農産物の推移
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◆米の全袋検査の結果
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◆福島第一原発の状況
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  1. 2017/03/07(火) 08:53:17|
  2. 震災
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福島のある「農産物直売所」の物語◆味つけは農家がしてくれる~立志篇~◆

・・・あの未曾有の超巨大地震が起こる2年前、その福島に小さな農産物直売所が1つオープンしました。・・・
波に呑み込まれながら一進一退を繰り返す毎日。・・・

震災からまもなく6年。NPO法人がんばろう福島、農業者等の会は、現在52の農家で販売活動等を行っていますが、
その会員のひとり・・この方は、震災前から、福島県郡山市で農産物直売所を営んでいました。
この本は、その小さな直売所店長の物語です。
波乱にとんだ日々をブログにしていましたが、このほど、それが本になりました。
この時期、全国の皆様にぜひ読んでいただきたい本として、ご紹介させていただきます。
(NPO法人がんばろう福島、農業者等の会 理事長 齊藤登)

書籍タイトル:味つけは農家がしてくれる~立志篇~
著者名:大澤秀城
発売日:2017/2/20
出版社:日本橋出版
https://nihonbashi-pub.co.jp/
販売ページ:Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/4908862079

  1. 2017/03/05(日) 11:04:29|
  2. 震災
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震災からの人気商品~ゆべし~

y111.jpg
震災から6年を迎えますが、この間、継続して人気の商品をご紹介します。
今、数メートルの雪が積もっている豪雪地帯奥会津只見町から、
「ゆべし」と「味みそ」。会津の伝統的な味がします。
震災直後、観光客の激減により、大変でしたが、
このネットや首都圏における復興販売で紹介していった結果、
味の良さが評判となり、復活していきました。
今ももちろん、次のネットショップでお買い求めいただけます。
http://www.nihonmatsu-farm.com/

NPO法人がんばろう福島、農業者等の会
二本松農園

  1. 2017/01/28(土) 09:41:07|
  2. 震災
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震災から6年「福島県農業の現状」

まもなく東日本大震災から6年を迎えます。
昨日も名古屋で500人の皆さまにお話しをしてきましたが、
「福島県農業の現状」についてまとめてみました。
南相馬市小高、飯館村、川俣町山木屋地区・・・次々と、避難区域が解除になっていきますが、現実は、「福島県の復興(特に農業)は、基本的には進んでいない」というのが現場の印象です。
これは、そもそも復興とは何ぞや、という点に行きつく点があるのですが、除染をしたから、堤防ができたから、住宅地のかさ上げをしたから、風評被害払しょくの広報をしたから・・・
というような現象面だけでは本当の意味での復興にはならない、ということだと思います。
11月22日の地震で、福島県沿岸部に津波警報が出ましたが、小名浜から内陸につながる道路は渋滞を起こしました。5年前の震災の際、逃げようとした車に津波が押し寄せ多くの人が亡くなったのではなかったでしょうか。人を救うということは、まず、何から優先にやっていくべきか・・の戦略がないように思うのです。
福島県の経済も、これまでは「除染バブル」で、建設業を中心に一見経済が潤っているように見えましたが、その仕事も最近どんどん減って、県全体の経済が再び衰退の方向に向かっているように見えます。福島県の経済が、本当に苦しくなるのは実は・・・これからなのです。
広く放射能の影響があった、そのイメージはいまだに残っている、10万人以上も避難し、いまだに8万人が帰れない(帰らない)ということは、福島県経済の根底がやられている、ということになります。まずはこの現状をしっかりと認識し、そのうえで、次はどのような方向に向かうかと、ということです。たしかに、新エネルギーやドローン開発・・行政は福島県に新しい産業を興そうとしていますが、大切なのは「震災前にあった産業もいかに復活させていくか」ということです。ただし、「復活」と言っても、単なる前に戻すのではなく、震災を踏まえ、また、日本中・世界中の人々に応援を受けたその「人と人とのネットワーク」を活かして、創造的な復興に進んでいくか、ということです。
農業について言えば、いわゆる風評被害の払しょくもあまり進んでいないように思います。
これは、福島県の農業界自体が「風評被害」というものを理解していない、ということに起因している面もあります。確かに、野菜や果物は震災前の販売水準に戻りつつありますが、それは安定しているのでしょうか?これは、生活の基盤である食べ物というものは、生産者と消費者が安定的につながっていかないと、本当の意味での流通復活ということにはなりません。米については、いまだに首都圏のお米屋さんやスーパーで「福島の米」を見かけることは少ないです。1100万袋もの米を放射能検査を行っても、流通が復活しない、ということは、原因は「放射能が入っているかいないか」ではなく「放射能の過去のイメージ」を引きづっていることに起因している、ということになります。日本における米の消費量自体が下がっていますので、なにも福島の米でなくても・・・といういわゆる「ことなかれ主義」、6年間近くスーパーの棚に置かれていなかったものを、再び商品として棚に戻す難しさ・・・これは流通のシステムにも起因しています。
このように、風評被害ひとつとっても、その原因と現状は複雑なものがあります。
このような中で、私たち、福島県農業者は、何をしていかなければならないのか、それは二つ「おいしいもの」をつくる努力と、「消費者と直接つながって」福島型の新しい食の流通を創っていく、ということです。
このような目標のもと、福島県内52の農家で組織するNPO法人がんばろう福島、農業者等の会(事務局二本松農園)では、努力しています。
先週から、浪江町から福島市に避難している石井さんという農業者がつくった「かぼちゃまんじゅう」をネットショップに載せたところ、全国からお買い求めをいただいています。これも、かぼちゃまんじゅうが「おいしく」なければ長続きしません。
二本松農園では、近所のおばあちゃんがたが集まり、今年どのような野菜を作るかの作戦会議を始めました。これは、二本松農園のネットを通じて「全国の人が買ってくれる!」という希望が生まれたからこそ、そのような行動になってきたのです。
先日は、南相馬市の農家が二本松農園を訪れ「帰還したので、これから地域の人たちで野菜をつくりたい。売り先がないとやる気が起きないので、ぜひ、二本松農園で買って欲しい。」
ということでした。この夏頃から、この方々がつくった南相馬市産の野菜をセット野菜「ふくしま新ブランド」の中に入れ全国の皆さまにお届けできるようになるでしょう。すごく楽しみです。
このように、福島県の農業者自身が行動を起こしていかなければなりません。
私は、それを全国の皆さまに「つなぐ」仕事を今後も精一杯やっていくつもりです。
今後とも福島県農業をよろしくお願いします。

次のネットショップで福島県農業とつながれます。
(里山ガーデンファーム)
http://www.nihonmatsu-farm.com/

2017年1月27日
NPO法人がんばろう福島、農業者等の会
農業生産法人 二本松農園
代表 齊藤登




  1. 2017/01/27(金) 11:21:24|
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    福島県二本松市の里山ガーデンファーム・二本松農園です。 長年きゅうりを作ってきましたが、2010年4月からWEBショップ、きゅうりもぎ取り体験も始めました! ブログ担当スタッフSは福島初心者です。 日々の発見を綴っていこうと思います。

    【福島県】里山ガーデンファーム 二本松農園 代表 齊藤登

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