しかし、使用するのが微生物であるため、その農地にもともとある微生物との相性?気温?気候?・・原因はまさに今、試行錯誤で研究中ですが、このように極端にセシウムの低減効果がある場合とそうでない場合があるのです。その原因を解明すれば、農地に優しい微生物によって、セシウムを徐々に取り除く事ができる、まさに「有機による除染」「農家による農家のための除染」が実現する事になります。私たち福島県農民は、一挙に放射能を取り除く事は難しいと思っていますので、少しずつでもいいのです、少しずつ少しずつ昔の農地に戻っていく、その過程と望みが欲しいのです。この方法が実現すれば、水田については毎年、代かきを行う時に、その微生物を散布して、水を入れ替えれば、放射能を徐々に減らしていけるという事になります。 しかし、この方法を行政機関に提言したとしても、現在の吸収抑制の方法が進められている中では、認められない事は目に見えています。こうなれば、自力で、この微生物を使った除染の実証実験を行っていくしかありません。しかし、この微生物は高価なものであり、また、実験には人件費等様々な費用がかかります。できれば、その微生物を自分たちで培養できる施設も欲しいと思っています。二本松農園を事務局とするNPO法人がんばろう福島、農業者等の会では、佐藤社長と連携・協力のうえ、この有機的な除染の実験を進めていくこととしました。しかしそのための資金がありません。ぜひ、このような状況をご理解いただき、有機除染募金にご協力をお願いしたいのです。 ■募金の方法 ① 二本松農園のネットショップ「里山ガーデンファーム」に「有機除染募金」の商品を用意しましたので、それを利用して募金をお願いします。1口千円から、クレジット決済、コンビニ決済が可能です。 http://www.nihonmatsu-farm.com/ ② 銀行口座入金 次の口座にご入金いただく方法でも募金が可能です。その際は、他の入金と区別するために、 送金者欄に「ユウキジョセン」と明記願います。