二本松農園では、8月21日、早場米「五百川」の稲刈りを行いました。
前日の雨もあがり、午後には晴れ間ものぞく中での作業でした。
五百川は、このブログでも紹介したとおり、コシヒカリから生まれた新しい品種で、
通常、コシヒカリの稲刈りは10月からですが、五百川は8月下旬が収穫時期です。
味は、コシヒカリに似てモチモチして、ごはんにすると冷めてもおいしいのが特徴です。
当農園では、5月上旬に、がんばろう福島、農業者等の会の仲間、本宮市の「御稲プライマル」さんから苗を譲っていただき、試験的に20アール作付を行いました。やはり成長が早く、分けつ(稲のくきが増えること)はコシヒカリの倍くらい、7月上旬には早くも穂が出て、今回の稲刈りにこぎつけました。途中、梅雨の長雨と雑草クログアイに悩まされましたが、雑草については、コープネットの皆様に手で除草いただいた事もあり、スクスクと育っていきました。この水田だけが穂が実っているため、すずめの集中攻撃を受けやすいのですが、すずめが嫌いな鳥の鳴き声を録音したものを拡声して流してきました。
コンバインを使って2時間程で稲刈りは終わり、今、乾燥を行っています。明日には精米をしたのち、全部の袋の放射能検査を行い、来週月曜日には、まず、ふくしま新ブランドのお客様にお届けする予定です。
福島県は、夏から秋に移り変わろうとしています。

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- 2013/08/22(木) 09:20:31|
- 二本松農園
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